一般社団法人 中部品質管理協会は、品質管理を中心とする管理技術・マネジメント手法を教育・普及する専門機関です。QC検定対応講座も開催しています。

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1)経営者視点
1 社長など経営者はどの様な対応をすれば良いですか? TOP自らが経営課題として仕事の質の低さによるQ、C、D(品質、費用、納期)に係る損失を認識し、どこまでやり切るか覚悟を持ちリーダーシップを発揮して頂くことが必要です。
2)推進部署視点
2 自工程完結以外に、SQC・QC・創意工夫・TPMなど、色々な手段を使って推進していますが、やる事が増えて、効果ばかり求められていますが、どのように使い分ければ良いのでしょうか。 色々な活動は、独立して存在するのではなく、最終的にはお客様価値の最大化に向けて組織力強化や個人の能力アップの為に、有機的に補完し合いながら進めるものと言えます。別紙の図を参考にして下さい。
3 この取組みは、企画・人事・経理のようなスタッフの間接でも効果があがる取組みとなりますでしょうか。 全ての業務プロセスの質向上に役立つと考えています。
業務改善の効果の最大化を目指すのが“トヨタ流・自工程完結”(以下、J.K.K).です。
何を何の為に改善すべきかを見える化する。つまり問題をプロセス、業務の要素、必要な情報、知識等、厳密に分析し間違いのない対策が出来る方法だと言えます。
3)活動計画視点
4 事務局が非常に効果的に動かれている様ですが、具体的にどの様な体制でしょうか?(何名、部署、どの様なタイプの人財 等々) J,K,K,活動の考え方は非常にシンプルですので、それ自体の展開に多くの人手は不要です。
各職場の仕事の特性に合せ、J,K,K,の原理原則を徹底するところに多くの工夫や努力が必要です。
その職場の中でJ,K,K,を理解し、推進をサポート出来る人財の育成がポイントとなると思います。
4)定着化視点
5 KPIはどのように設定されているでしょうか。スッキリ感(心の中)をどう測定するのか?何か良い手法があるのでしょうか? 取り組む課題(何を改善したいのか)によって異なると思いますがJ,K,K,が目指す状態は自信を持って1つ1つの仕事(プロセス)を進める事が出来る事です。
従って、色々調査を追加するとか手戻りが発生する等が起きたら減点とし改善を続ける事です。
「2030年の品質保証」~モノづくりからコトづくりへ~