一般社団法人 中部品質管理協会は、品質管理を中心とする管理技術・マネジメント手法を教育・普及する専門機関です。QC検定対応講座も開催しています。

新年ご挨拶&2月6日”質創造マネジメント大会”ご参加下さい☆

あけましておめでとうございます、中部品質管理協会 企画部の細見です。
平成最後のお正月、企業によっては10連休を皆様はどのようにお過ごしになられたでしょう。
今年は元号も変わり、平成の30年が終わりますが、振り返れば、この30年も皆様に変わらずご支援いただき、この協会で使命を果たし続けることができました事を、年始にあたり、まずは心より、感謝申し上げます。

今年は元号が変わるだけでなく、消費税もかわり、多くの変化、変革が起こる年であると思います。
当組織でも、もっと時代に即した事業開発をと、常々思案に暮れており、古きを尋ねで、この休みに協会本棚にあった、故西堀栄三郎博士(協会創設の礎)の著「西堀流新製品開発~忍術でもええで」を持ち帰り読んでおりました。
その中で「新製品開発ということは、新しい品質をもった、新しい製品・商品を作り上げること、すなわち品質を企画することである」
客はその商品から受けるサービス、つまり働きを買うのである」との博士の言葉がありました。
書物の初刊は1979年。なんと本質をついた不易の言葉であるか、博士の見識の深さに改めて感銘し、この理念の下に創設された当協会は、この思想に照らした事業展開をしているか、平成の終わりにあたり省みて、心新たに、新元号に迎えのスタートを切りたいと思いました。
そんな思いも込めた企画が、2月6日に開催します「質創造マネジメント大会」です。
テーマを「デジタルトランスフォーメ―ション時代における”新たなビジネスモデル創出””顧客価値創造”に挑む~」としました。
いち早く転換を遂げている企業のイノベーションリーダーであるオムロン㈱の竹林氏、コニカミノルタ㈱の市村氏に登壇いただき、国内外でデジタルトランスフォーメーションの研究・発信の第一人者 ㈱インテックの中川氏を招聘し、講演とパネルディスカッションで、「変化」のキーとなっているデジタルトランスフォーメーションの実態を読み解きながら、その変化をいかに取り込み、新たな時代へと事業や経営をかじ取りしてゆくか、考えていく機会を提供したいと思います。

皆様と一緒に未来へと船出ー今年、そして新たな時代にも一層お役にたてるよう精進しつつ、知恵を絞ります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2018年度西堀賞決定いたしました!

受賞者は以下の通りです。

受賞おめでとうございます!

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インドで初めてJKK「自工程完結」セミナー実施しました!

インドでTQMを普及している団体、TQMIとISQの招聘により、4月10~11日の1.5日でJKK(自工程完結)の講演とセミナー・ワークショップを実施してきました!

まず佐々木会長のご講演に始まり、トヨタ自動車㈱本社品質保証部の佐野主査による「QAネットワーク」の解説トワークショップ、そして当方も基礎セミナーを英語で実施させていただきました。

聴講者はインドの名だたる企業の経営層80名程。製造メーカー中心で、デミング賞受賞企業や、これからデミング賞を目指す企業も多く、1.5日に渡るプログラムすべてに大変熱心に参加聴講し、質問も例外なく

インド人らしくたくさんありました。2025年には中国を抜き、GDPの伸び率が世界トップになるといわれるインド。個人的には11年ぶりのインド出張となりましたが、車は道にあふれ、一日中どこに行っても渋滞。電子マネーや携帯電話もまったく使用には不便なく、明らかな進化と躍動を感じました。

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「2030年の品質保証」~モノづくりからコトづくりへ~